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熱中症予防とマスク
2020年06月25日(木)
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暑さ対策とマスク着用
暑くなってきました。
今年はコロナで外出自粛をしていたせいで、春を感じるイベントが無くなってしまったので、春をすっ飛ばして、急に夏がきてしまったように感じます。
数週間に渡って家に引きこもっていたせいで、運動不足でもあり、暑さに身体が慣れていないようです。こうなってくると、マスク着用時の暑さ、それに伴う熱中症の危険が気になってきます。
しかし、まだコロナウイルスというものが消えたわけではありません。無症状で他の人に移すリスクもありますし、第二波、第三波が来るかもしれないと考えると、マスクをはずすのをやめるわけにはいきません。
みなさんはどのように暑さ対策とマスク着用を両立させていますか?
極端な我慢はしないようにしましょう
厚生労働省は「新しい生活様式」における熱中症予防行動のポイントの中の一つとして、高温や多湿といった環境下でのマスク着用は、熱中症のリスクが高くなるおそれがあるので、屋外で人と十分な距離(少なくとも2m以上)が確保できる場合はマスクをはずすようにしましょう、としています。
マスクは場合によっては、つけっぱなしにする必要がないようです。現に、電車を降り、駅のロータリーを出て、人混みが解消されてきた辺りから、マスクなしで歩いている人も見かけるようになりました。
誰かと会話しながら歩くわけではないのなら、通勤移動中でも、マスクをはずせる機会があるかもしれませんね。オフィスで黙々と事務仕事をする場合なども、マスクをはずしていても大丈夫そうです。
暑いのに無理してでもマスクを着用するのではなく、周りの環境に合わせて着けたりはずすことによって、熱中症予防も心掛けましょう。
こまめな水分補給をしましょう
暑い日はすぐに汗をかき、喉が渇くので水分を摂りやすいのですが、少々暑い日などは知らず知らずのうちに汗をかき、体内の水分が失われていることがあります。困った事に、マスクをしていると湿度を感じるため、喉が渇いていることに気づきにくいと言われています。喉が渇いたと感じる前に、こまめに水分を補給しましょう。ただし、コーヒーや緑茶などのカフェインが多く含まれている飲み物、アルコール類は利尿作用があるので適しません。
また、汗をかくと、水分と一緒にミネラルやビタミンも失われます。水分補給だけではなく、ミネラルも補給するようにしましょう。スポーツ飲料は水分とミネラルを同時に補給できますが、糖分が多いので、飲み過ぎには注意が必要です。ミネラルを補給するには、麦茶などをお勧めします。
暑さに備えた体作りをしましょう
ウォーキングやランニングなどの運動で汗をかく習慣を身につけることも、大事な予防法の一つです。本格的に暑くなる前の今のうちに、暑さに身体を慣らしておきましょう。
人の流れが回復してきているのでコロナ対策も大切ですが、マスクを着用している場合は、負荷の強い運動や作業を避けて、熱中症にも十分注意して過ごしてくださいね。
令和2年度の熱中症予防行動のリーフレット ※環境省と厚生労働省より