医療・介護・福祉就職ウェブ CHUNICHI HEARTFUL JOB25
求人数

人生のサポーターを目指すあなたを中日新聞が応援します

お問い合わせ採用ご担当者様へ

求人情報を探す求人情報掲載件数25会員登録は無料!!会員登録をするとあなたにいち早く優良求人情報をお届けいたします。登録する

求人情報求人情報掲載件数25

条件クリア

閉じる

雇用形態で探す

職種で探す

勤務地で探す

施設形態で探す

あなたに合った仕事を探す

キーワードで探す

その他条件で探す

条件クリア

中日ハートフルジョブ > インタビュー > 国立大学法人 岐阜大学医学部附属病院 廣瀬 泰子

インタビュー

CHUNICHI INTERVIEWインタビュー記事をお知らせいたします。

看護部長特集

国立大学法人 岐阜大学医学部附属病院

副病院長 兼 看護部長 
認定看護管理者
廣瀬 泰子さん

看護師として大切にしていること

人として成長できること。

 「人としてちゃんと成長していること」が重要だと思っています。看護師は、人の生死という人生の中でとても重要な場面に家族ではない立場で関わる仕事です。また、人材育成だけでなく患者さんへの生活指導など教育的な役割も多い仕事です。それだけ責任が重く尊い仕事だからこそ、人として成長することが大切なのだと考えています。
助産師としてのキャリアが浅かった頃のことです。陣痛室からナースコールがあり、そこに駆けつけました。すると、すでに赤ちゃんが生まれかかっている状態だったのです。安産でしたので母子ともに問題はありませんでしたが、付き添っていたお母様がパニックになってしまったんです。安産だったとはいえ、お母様や産婦さんが不安になる気持ちはよく分かります。これは私にとってとても苦い経験でした。自分の分娩管理を振り返り、反省して至らなかった所を直すようにしました。
誰でも忘れられない苦い経験にぶつかります。そんなとき、きちんと自分を見つめ直し、同じことを繰り返さないようにすることで、人としても看護師としても成長していけるのだと思います。

私のお気に入り

山に登って日常から離れる。

 友達からもらった置物や人形が身近にあると励ましてもらっているようで心が落ち着きます。時々「がんばるわ」なんて話しかけたりしているんですよ。
趣味は登山です。北アルプスなどの3,000メートル級の山に年に何度か行ければと思っているんですが、なかなか行けないんですよね。最近は、年1回行ける程度なんです。
好きな山は色々ありますが、穂高岳はいいですよ。夏には当院の診療所も開設しているんです。天候に左右されますが、山のコントラストや残雪などの景色、星空も本当にきれいなんです。高山植物も見ることができますよ。
山に登ると下界のことを忘れて癒やされるんです。今はかなり便利になっていますが、それでも普段の生活に比べれば不自由で、それが非日常的で、別世界のような感じがしていいんですよ。それに、人とのふれあいもいいですね。普段なら居合わせてもしゃべらない人たちとも何気なく会話ができるんです。
メジャーな山ですが、槍ヶ岳にはまだ登ったことがないので、是非チャレンジしてみたいと思っています。

岐阜大学医学部附属病院ってどんな病院?

大学との連携で基礎教育段階からチーム医療を。

 当院は、豊かな自然環境に恵まれた立地にあり、患者さんにも素晴らしい環境の中で療養して頂ける病院です。614床と国立大学病院としては小規模な方ですが、高度な医療はもちろん地方都市の病院ならではの役割を多く担っていますので、看護師にとっては多くのことを学べると思います。特に教育には力を入れており、岐阜大学と隣接していますので、医学部看護学科と連携した教育を展開しています。また、薬科大学の実習病院でもありますので、他学部との交流も活発になっています。チーム医療を基礎教育の段階から取り入れやすいのも当院の特徴のひとつです。
岐大※式ですが、パートナーシップナーシングを昨年から取り入れはじめました。2人がパートナーを組んで患者さんのケアにあたることで、若い看護師にとっては安心感につながっています。また、キャリアがある看護師にとっても、自身の看護を見直すきっかけになり、互いに補い合って看護を展開していくことが可能になります。まだ、取り組み始めたばかりですので、成果が出るまでにはもう少し時間がかかりますが、良い看護につながっていくと思っています。 ※岐大・・・岐阜大学

新人看護師に期待すること

自分自身を相手に合わせて変えていくこと。

 まずは、看護の仕事を好きになって欲しいということです。看護師を志した理由は様々だと思いますが、人と関わることが好きだったり、職場の雰囲気が好きだったりなど何かそこに愛着を持って働いて頂きたいと思います。「仕事」とは楽しいばかりではありません。それを有意義に、楽しくしていくのは自分の姿勢次第だと思います。患者さんや他職種の人と関わっていく中で自分が変わっていく。また、自分が変わることで相手も変わっていくことを理解して、相手を変えられるような力を持った看護師になってほしいです。
そして、当院の看護部の理念である『思いやりのある看護』ができる看護師になってほしいですね。患者さんの状態や気持ちを気遣った言葉がけや行動を取れることが、患者さんからの良い評価につながるのだと思います。相手のことを考え、思いを汲み取れるようになるのは簡単なことではありません。ですから、ぜひ自分が普段参加しないような場所に出てみるなど苦手だと思うことにもチャレンジしてみて下さい。敢えて苦手・嫌いなものに取り組むことで、新しい何かが得られ、人としての幅が広がっていくのではないかと思います。

CHUNICHI INTERVIEWいろんな質問に答えていただきました!!

専門学校を卒業して、大学病院に入職しても大丈夫?仕事についていけるかな?
このような質問はよく受けます。結論から言うと、出身の学校は関係ないと思います。
確かに、実習病院に就職した人は、仕事への慣れが少し早いという面はあります。ほかに、専門学校卒だから大きな差が出るということは感じません。
看護師の仕事では、厳しいことや辛いことがあります。そんな場面に出会ったとき、どうがんばって乗り越えて行くかだと思います。それこそ、「見返してやるぞ」くらいの気持ちで取り組んでもらいたいですね。
管理者の立場から言うと、一旦社会人経験を経て看護師になる方や色々な学校で学んだ人が集まった方が、幅広く多くの発想ができるため、看護にも発展性が出て来ると考えています。
出身の学校にかかわらず学習する習慣がない人がいるということが、私は気になっています。入職時は意欲が高くて、研修会が多いことや学ぶ機会が多いことを理由に当院を選んで頂けるんですが、働き始めると疲れてしまうからか、学習ができなくなる人がいるんです。看護師の仕事に限りませんが、私たちは特に専門職として生涯学習していかなければいけません。ですから、看護師になってからも継続して学習する意欲を持ち続けてほしいですね。

国立大学法人 岐阜大学医学部附属病院をもっと知りたい方はこちら

国立大学法人 岐阜大学医学部附属病院 廣瀬 泰子さん

ページ先頭へ