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中日ハートフルジョブ > NEWS&TOPICS > 【暮らし】室内で手軽に新聞紙体操 足先から鍛え転倒予防

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【暮らし】室内で手軽に新聞紙体操 足先から鍛え転倒予防

2020年03月05日(木)

 新型コロナウイルスの影響で、家に閉じこもりがちな人も多いのでは。原宿リハビリテーション病院(東京)名誉院長で、骨や筋肉の弱った高齢者のリハビリが専門の整形外科医の林泰史さん(80)は室内でもできる運動として、手軽な「新聞紙体操」を提案している。足先で新聞を破ったり、新聞を丸めた棒を使って、肩や腕のストレッチを行ったり。高齢者の転倒予防のために考案された体操だが、家族でも楽しめそうだ。
 林さんによると、高齢者が要介護状態になるきっかけの一つが転倒や骨折で、筋肉が衰え、体を支えられずに転びやすくなる。「特に太ももとすねの筋力低下が原因となりやすい」
 新聞紙体操=イラスト参照=は高齢者向けの基礎的なリハビリ運動をアレンジ。足先から上半身まで鍛えられ、転倒やけがの予防にも役立つ。


 基本の一つが、つまずきを防ぐための足の指の運動。いすに座り、足の下に敷いた新聞紙を前後に動かしたり、破ったりする。脚の筋肉が弱っている人が転ばないためには足の指に力を入れ、床をつかむように歩くことが大切といい、地面を踏みつける力をつける。
 「新聞は足の指をしっかり動かさないと破れない」といい、足の筋肉を刺激。歩くバランス感覚も向上する。どれだけ小さく破れるか家族で競っても楽しい。
 腕を伸ばしたり、肩の関節を動かしやすくしたりするには新聞一部を端から丸めて作る「新聞棒」を使った体操がいい。端の中央に割り箸を置きテープで固定して巻くと丈夫に。いすに座り、新聞棒をつかんで上下、左右などに動かす。
 肩の可動域が広がり、腕を振って大股で歩くと転びにくい。転倒時もとっさに手が出て体を守りやすい。
 林さんは「新聞を読むのが大好き」といい、読後の有効活用法として考えた。30種類ほどあり「できる範囲で、毎日少しずつ続けて」。著書「新聞紙体操」(ワニブックス、1,430円)にまとめられている。 (細川暁子)

新聞紙体操を実践する林さん=東京都内で

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