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【就活生必見】伝わる志望動機って?書き方のコツをご紹介!
2017年04月01日(土)

就職活動をするにあたって、おそらくどの企業でも聞かれるであろう志望動機。
自分のこと、企業のことがよく分からなくてなかなか書けない…という人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、そんな志望動機を書くコツをご紹介します!
そもそも志望動機ってそんなに大事?
もちろん大事です!
それは、「自社への想いが将来的な貢献につながる」と考える企業が多いためでしょう。
新卒の採用は、いわゆる「投資」のようなものだ、とも言われます。
即戦力となる人材であれば、中途採用のほうが効率的だと考えられますが、それでも新卒を採用するのは、「将来的」に会社に利益をもたらしてくれることを期待しているのです。
そして、意識の差は能力の差よりずっと大きいものです。
最初の能力が少しくらい足りていないとしても、想いが強ければ将来的には大きな成長を遂げることにつながりやすい。
こうした考えから、エントリーシートでも面接でも志望動機を聞く企業が多い、と考えられます。
それでは書き方のコツを見ていきましょう!
ポイント1 自分らしさを出す!
具体的なエピソードを交えつつ、自分にしか書けない志望動機を書くことを心がけましょう。
例えば、
- 誰が書いても同じ文章になりそう
- コピー&ペーストの疑いが…
- その企業の説明をしている
- その企業を単に褒めている
などでは、結局あなたのことが何も伝わりません。
次の文章をご覧ください。
「貴社は、○○という分野において、世界シェア1位を獲得しています。貴社のような人数規模でこれだけのシェアを獲得している企業は、他にありません。私も、少数精鋭メンバーの一員となり、貴社に貢献したいと考えております。」
これは極端な例ですが、単なる企業の説明であり、この文章の書き手のことは何一つ分かりません。
「あなた」は何を大切にして企業を選びたいのか。
自分にはどういう経験があったから、どういう考えや価値観を持っているから、その企業に魅力を感じたのか。
これらを明確にして、あなたならではの志望動機を書くことを大切にしてください。
ポイント2 その企業でなければならないことを示す!
志望動機に対して、「いや、それはうちだけにあてはまることではないのでは…」ということをよく耳にします。
それは、その企業ではなく、その業界の志望動機になっていたり、似たような雰囲気の企業であればどこでもあてはまるような、抽象度の高いものになっているためだと考えられます。
志望動機はしっかりと、「なぜ同業他社ではなく、その企業でなければダメなのか」「なぜ似たような雰囲気の別の企業ではなく、その企業でなければダメなのか」を示せるように書いてください。
業界ではなく、その企業ならではの特徴と、自分がそこに魅かれた理由をはっきりと表現することが大切です。
ポイント3 先のことに触れる!
志望動機を書くときは、いかにその企業が魅力的かを語るだけでは十分ではありません。
自分がその企業で将来的に何をしたいのか、どう貢献していこうと考えているのか、にも触れる必要があります。
最初にも述べたように、企業は新卒に対して、将来的に利益をもたらしてくれることを期待しています。
そのため、きちんとその企業の現状や方向性を調べた上で、それに合ったことを書いていく必要があります。
例えば、その企業がまずは国内で地盤を固めようとしているのに、いきなり
「私は海外進出に積極的に取り組んでいきたいです」
といったことを書くのは、勉強不足ととられてしまう可能性もあります。
しっかりとその企業について調べたり、話を聞いたりして、その企業で自分は将来的に何をしたいのだろう、ということをイメージできるとよいですね!
まとめ
いかがでしたか?
今回は志望動機の書き方のコツとして、
- 自分らしさを出す
- その企業でなければならないことを示す
- 先のことに触れる
という3点をご紹介させていただきました。
自分は何を大切にして働きたいのか、どこに魅力を感じるのか、を明確にして、企業のことをしっかりと調べること。
伝わる志望動機を書くために、これらのことを気を付けてみてはいかがでしょうか。