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下手なんて言わせない!聞き手に伝わるプレゼンのポイントとは?
2017年04月01日(土)

学生になると、授業やインターシップ報告会などで行うことの多いプレゼンテーション。
プレゼンテーションとは、「ある題目についてより深く明確に理解させる方法や技術である」と言われており、要するに「聞き手に分かりやすく伝える」ことです。
1対1での提案もプレゼンテーションと呼ぶこともありますが、ここでは、プレゼンテーションを、聴衆の前でスライドを用いて発表するものとして考えていきたいと思います。
さて、プレゼンテーションをしなければならないとき「どんな資料を作れば良いのか分からない」「人前に立つと緊張して上手く話せない」という人もたくさんいると思いますが、そんな迷いがあっては、相手にプレゼンテーションで伝えたいことが全部伝わりません。
そこで今回は、いわゆるプレゼンで、相手に効果的に伝えるポイントをご紹介します。
スライド準備時のポイント
「全体像」を見据えながら
スライドを作る際は、まず全体の構成を考えましょう。構成がしっかりしていれば、まとまりのあるプレゼンとなり、より聞き手に分かりやすくなります。
スライドを作りながら構成を考える人もいますが、途中で方向性がぶれ、一貫性のない内容となる場合がありますので、慣れた人以外オススメしません。
また、伝えたい内容によっては、序盤で結論を伝えておくことも効果的です。
相手は、ゴールを知っているので、そのゴールへの筋道は何かという興味が湧きますし、自分が相手に伝えたいこともより明確となります。
できるだけ簡潔に
では、いざスライドを作ろう!と作業に取りかかった時、「スライドはできるだけ簡潔に」してください。
スライドを丸々読んでいる人も見かけますが、スライドは発表原稿ではありません。
スライドには、箇条書きで、要点のみを簡潔に記載し、あとは発表時に口頭で伝えるようにしましょう。
デザイン
スライドはデザインにこだわって格好良くしよう!と考える人もいるかもしれませんが、それで文字が見づらくなったり、言いたいことが伝わらなくなってしまっては意味がありません。
大事なことは、プレゼンを聞く相手が見やすいことです。
そういう意味では、シンプルなデザインがベターですが、どうしてもデザインにこだわりたいという人は、相手が見るということを意識してデザインを選んでくださいね。
また、スライドをプロジェクターでスクリーンに映し出す際、遠くの人にスライドが見えないということが無いよう、文字の大きさには気をつけましょう。
発表時のポイント
話し方の重要さ
実はプレゼンを行う際、聞き手にとって資料と同じくらい大きな情報源となるものが「読み手の言葉」です。
プレゼンの際には、ゆっくり大きな声で話しましょう。
聞き手に聞こえない小さな声や、淡々と続く単調な話し方、早口でまくし立てるような話し方ですと、聞き手の理解の妨げとなります。
また、声の強弱をつけることも効果的です。
ずっと同じボリュームで話すのではなく、そのプレゼンの中で重要なところは、少し大きな声で話すと、聞き手に内容が届きやすくなります。
話し方の癖に気をつける
プレゼンを聞いていると、「えっと」「えー」などと言い過ぎる人がよくいます。
本人は言葉をつなぐために無意識に言っていると思うのですが、聞き手からするととても気になって、だんだんプレゼンに集中できなくなります。
あらかじめ、話す内容を決めておいたり、原稿を作り、その上で発表の練習をしておくことで、本番ではそのような癖が出ないように練習しておきましょう。
姿勢に気をつける
緊張するとどうしても背中を丸めたりしがちですが、猫背は自信が無いように見えてしまいます。
聞き手は、そんなあなたのプレゼンを聞きたいと思うでしょうか?
背筋を伸ばし、胸を張っていると、自信があるように見えますので、プレゼン中は姿勢にも気をつけましょう。
まとめ
いかがでしたか?
せっかくあなたのプレゼンを聞いてくれる人がいるのですから、自分の伝えたいことが全部伝えられるようなプレゼンにしましょう。
緊張するかもしれませんが、ご紹介した方法を活用することで少し自信に繋がるかもしれませんよ。
是非試してみてくださいね。