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中日ハートフルジョブ > 知って得する豆知識 > 介護業界の“就活道しるべ” 広い視野で業界を見据えることが大切

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介護職

介護業界の“就活道しるべ” 広い視野で業界を見据えることが大切

2021年01月29日(金)

介護業界を取り巻く環境

超高齢化社会を迎える日本では、昨今介護業界の注目度は高く、就活では売り手市場とも言われています。求人も多く、働く施設も業種もたくさんあるため、就活の進め方について迷ってしまうかもしれません。

現在の介護業界はどのような業界なのか、そして、取り巻く環境や就活スケジュールはどのようになっているのでしょうか。

 

高齢者や障がい者などの日常生活をサポートする

業界を深く理解するには、まずは業界研究を始めましょう。福祉・介護業界は、高齢者や体の不自由な人など、生活の支援を必要としている人にさまざまなかたちでサービスを提供している業界のことを言います。

具体的な職種には、高齢者や障がい者の家庭に派遣され、自立生活を支援する「ホームヘルパー」、入浴や食事など生活の介護や指導をする「介護福祉士」、福祉に関するさまざまな相談に応じ問題解決にあたる「社会福祉士」、介護を必要とする人や家族の依頼に応じて計画を立て、その後のフォローも行う「ケアマネジャー」などがあります。

 

介護業界の市場は拡大中、将来性も期待

深刻な少子高齢化問題を抱えている日本。高齢者の増加により年々介護業界は拡大しています。総務省の人口推計によると、2020年の総人口は前年に比べ29万人減少しているのに比べ、65歳以上の高齢者の人口は30万人増え過去最多の3617万人。総人口に占める高齢者の割合は28.7%と過去最高となりました。この割合は今後も上昇し続け、2040年には35.3%にまで上昇すると見込まれています(国立社会保障・人口問題研究所の推計から)。

そのような高齢化の加速にともない、介護業界の市場も需要が高まり続けています。特に高齢者のサポートは不可欠となりますが、人手が不足しているのが現状。そこで政府は状況改善のため、介護業界の給与の値上げ、キャリアアップ支援などの施策を行っています。おそらく今後も待遇や環境が改善され、より働きやすい環境になることが期待できるでしょう。

 

介護業界の就活スケジュール

そのような未来ある介護業界で働くためには、どのようなスケジュールで就活をすれば良いのでしょうか。

新卒の就活スタートは3月から

新卒の場合、他業界と同じで就活解禁となる前年度3月からエントリーが始まります。エントリー後は説明会やエントリーシート提出、筆記試験に面接など、やるべきことが盛りだくさん。2月までには自己分析や企業研究など、就活に必要な事前準備を済ませておくとスムーズです。

中途採用の場合、介護業界は年間を通じて求人が多いため、時期に縛られることはなくいつからでもスタートできます。ただし職種によっては、募集枠自体が少ないものもあるので、日ごろから求人情報をこまめにチェックするとよいでしょう。

 

積極的に説明会に参加する

施設独自の説明会や、福祉・介護業界全体の合同就職説明会などが行われています。気になる施設で働く方から直接話を聞くことで、より仕事のイメージが膨らみます。また合同説明会の場合はさまざまな情報収集ができるので、気になる企業を見比べ、自分の考えに合うところを見つけ出すこともできるでしょう。

最近はオンライン説明会も増えていますので、積極的に参加してみると良いですね。

  • 中日新聞では定期的に医療・福祉業界に特化した合同就職説明会を開催しています。
    1日でたくさんの介護施設や病院の採用担当者と面談ができるイベントです。
    ページ上部「イベント情報」より直近開催の説明会をチェックしてみよう!

 

履歴書や面接対策には徹底的な自己分析を

新卒・中途採用ともに履歴書の提出が一般的ですが、中にはエントリーシートの提出が必要な場合もあります。施設に合わせて用意をしましょう。

履歴書・エントリーシートや面接では、自分の強みや弱みを徹底的に把握しておくことが大切です。深く自己分析し、なぜ福祉・介護の仕事がしたいのか、実体験を交え具体的に伝えます。また「この人と一緒に働きたい」と思ってもらえるよう魅力や熱意をアピールするとともに、福祉・介護分野の時事問題など、幅広い知識を身に付けておくことも大切です。

 

内定から入社までの流れ

めでたく内定をもらえたら、あとは不備なく気持ちの良いスタートが切れるよう、入社までの流れを把握しておきましょう。

 

入社の必要書類をリストアップ

内定をいただけた場合、「内定通知書」や「採用通知書」と呼ばれる書類が届きます。内定の証明となる書類なので入社まで大切に保管しておきましょう。そして卒業証明書や身元保証書、健康診断書、年金手帳、雇用契約書など多くの書類提出が求められます。必要書類をリストアップし、抜けのないよう用意しておきましょう。

 

内定式や懇談会で親睦を深める

新卒採用等、採用人数が多い場合は、内定者の親睦を深めるための懇談会や内定式が行われます。コロナ禍の今は、新型コロナウイルスの感染対策として、オンライン内定式を実施する企業も増加しています。

 

「介護職員初任者研修」の資格取得

福祉・介護業界には多くの資格がありますが、国家資格である「介護福祉士」は3年以上の実務経験が必要となります。未経験で介護職として入職する場合は「介護職員初任者研修」の資格を取得しておくのがおすすめ。約130時間の研修受講と全課程修了後の修了試験に合格することで取得でき、介護の基本的な知識や技術の習得ができます。企業によっては会社負担で受講させてくれるところもあるので、相談してみましょう。

 

介護業界の就活成功のポイント

介護業界を目指して就活をする際、意識しておきたいポイントは以下のとおりです。

 

施設は必ず見学し、生の現場を知る

一口に「介護施設」「病院」といっても、種類や方針は本当にさまざま。その中から自分の理想に合った働きやすい職場を見つけることが大切です。

福祉施設は就活の際、事前に見学をさせてくれるところが多くあります。自分の目で見学し、介護内容や質、雰囲気、施設で求められる自分の役割を把握しておくと良いでしょう。

新型コロナウイルス感染予防のため施設の立ち入りが難しい施設では、オンラインを利用した施設見学を行っているところもあります。

 

視野を広げ、介護福祉に関わる業界を知る

成長産業である介護業界は、他の業界ともつながりの多い広い業界です。医療業界が直接介護サービスを提供することも増えており、高齢者向け住宅を手掛ける不動産業界や介護ロボットや見守りシステムを介護・福祉分野に導入するIT業界も。さまざまな観点から介護福祉を知ることも、業界研究や就活に役立つことでしょう。

 

 

後悔のない就職のために

先進国の中でもトップを争う長寿大国日本。今後も介護業界は根強い需要拡大が見込まれています。他の業界と比べ求人が多いところも特徴ですが、企業や施設によって仕事内容や環境、やりがいも大きく異なります。就活の際は、介護福祉に携わる仕事の中でも特に何がしたいのか自己分析の上、業界研究や施設見学などで自分に合った就職先を見つけましょう!

介護業界の“就活道しるべ” 広い視野で業界を見据えることが大切

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