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寒さも我慢しない!冬に快適な換気の方法

2020年12月25日(金)

新型コロナウイルス対策として、「換気」が非常に重要とされています。

増加傾向にある新型コロナ感染者。とても心配ですが、増加原因の一つは、乾燥や寒さで換気しづらくなっていることとされています。
厚生労働省は「3つの密(密閉・密集・密接)」を避け、密閉空間をつくらないよう、窓がある部屋では「2方向の窓を、1回、数分間程度、全開にしましょう。換気回数は毎時2回以上確保しましょう。」と呼びかけています。
  

そもそも換気とは

部屋の中の空気と外の空気を入れ替えることです。
換気をすることで、酸素を取り入れ、二酸化炭素や空気中の汚れ、ウイルスなどを排出したり、薄めたりする効果が期待できます。空気中の汚れの中には花粉や、臭いも含みます。生活の場である家やマンション、ビルなどの建造物、天井で囲まれている構造物は、空気が外に逃げにくい構造になっていますので、空気の入れ替えが重要です。
エアコンは熱交換器によって外から取り入れた空気を、冷やしたり温めたりして室内に入れていく仕組みの機械なので、換気はできません。空気清浄機は、室内のホコリやニオイなどろ過する機械で、外の空気を取り込むわけではないので、こちらも換気にはなりません。
窓を開けるというのは、一番簡単に換気ができる方法なのです。
  
  

冬でも快適に換気する方法

新型コロナやインフルエンザは気になりますし、部屋の中の空気がこもるから換気したいとは思うものの、窓を開けると冷たい空気で部屋の温度が下がってしまうのも嫌ですし、寒さで体調が悪くなるのは本末転倒ですよね。
  

効果的な換気とは

新型コロナウイルスやインフルエンザの対策として、30分に1回換気が効果的といわれています。これは『30分に1回窓を開けて空気を入れ替える』でも、『常に少しずつ換気して30分で部屋の空気が入れ替わるようにする』でも、どちらでも良いとされています。
また、冬に換気のために10分も窓を開けていたら、暖まった部屋の温度が下がってしまいますので、『1時間に10分』換気するより『30分に5分』と、短い時間数回に分けて換気したほうが効率的なようです。
また寒さ対策の観点から、換気は部屋が十分に暖まってからでいいそうです。壁や床が冷たいのに、暖房をしながら窓を開けても、なかなか室内は暖まりません。室内がしっかり暖まってから換気したほうが、室内の温度の下がり方が緩やかになるそうです。
  
  

空気の流れを作る方法

窓が2方向にある場合は、風が吹き込んでくる方向の窓の開け幅を小さくして、部屋の空気を排出する窓を全開にすると、風速を早めることができるので、空気がうまく流れ、効率良く換気できます。ホースの先端を指でつぶすと、水が勢いよく飛ぶ原理と同じです。寒さの感じ方も和らぎます。
窓がいくつかある場合は、2つの窓を対角線にして開けると効率的です。
  
窓が1面にしかない場合は、台所や風呂場の換気扇を活用しましょう。家の空気全体が動くようにイメージすると分かりやすいと思います。サーキュレータを窓に向けて強制的に風を作って部屋の空気を押し出すのも効果的です。
 
窓がない部屋も、サーキュレータで他の部屋の窓や換気扇に空気を導きましょう。部屋のドアは全開にして、サーキュレータをドア付近に置き、窓や換気扇のある部屋の方向に、空気を追い出すようにするのがポイントです。
 
また、家が2003年以降の建築ならば「24時間換気システム」が必ず設置され、2時間で部屋全体の空気が入れ替えられます。換気口が閉まっていないかなどを確認しましょう。
  
  

2段階換気

人がいる部屋の窓を開けて換気をしようとすると、冷たい外の空気が入って室温が急に下がってしまいます。冷たい空気を直接部屋に入れないようにするための方法が「2段階換気」です。

  1. まずは、使っていない部屋や廊下・階段の小窓など、人がいない場所で窓を開けて、外の空気を取り込みます。
  2. 換気された空間の空気を、人のいる部屋へ流して、空気を入れ替えます。
      

人がいない場所の窓を使って外のきれいな空気を取り込むことで、建物自体の温度が空気を多少温めます。換気の効率は少々悪いかもしれませんが、ダイレクトに外の冷たい空気取り入れる方法より快適に換気できます。
  
  

換気扇を常に回す

家のキッチンや施設の共用スペースの換気扇を常に回しておくことでも、部屋の空気は換気できます。寒い日や雨が降っていて窓を開けることができない日の換気にオススメの方法です。
この時の注意として、温かい空気は天井の方にたまりますので、せっかく暖房で温めた空気を外に流してしまわないように、エアコンの風の向きが下を向くように設定して、温かい空気を床の方に届けるようにしてください。エアコンの設定温度を低めにして、ホットカーペットなどで床の近くから温めるのもおすすめです。
  
  

人が集う時期です。できる対策はしっかりしましょう

年末年始は、人が集まる機会も増えると思います。新型コロナウイルスの対策も大切ですが、窓を開け放って、寒さで風邪をひいても困ります。寒さを感じにくくする方法として、加湿器の利用もおすすめです。空気が乾燥していると、皮膚の気化熱を奪うので寒さを感じてしまうからです。また、加湿器や濡れタオルを干すなどの工夫で、湿度を60%以上に保つと、ウイルスの浮遊する時間が短くなりますので、風邪やインフルエンザ、新型コロナウイルスの対策にも有効とされています。
一石二鳥なので、加湿も併用しながら、換気をしっかりとして、楽しい時間をお過ごしください。

寒さも我慢しない!冬に快適な換気の方法

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