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中日ハートフルジョブ > インタビュー > 名古屋市立大学病院 平岡 翠

インタビュー

CHUNICHI INTERVIEWインタビュー記事をお知らせいたします。

看護部長特集

名古屋市立大学病院

学長補佐・副病院長 兼 看護部長 
認定看護管理者
平岡 翠さん

看護師として大切にしていること

小学生の患者さんから学んだ、看護の原点。

 入職して、私は希望していた小児病棟に配属となりました。小学4年生くらいのお子さんが白血病で入院されていました。その当時の医療では、白血病の治癒率は低く、このお子さんも大変厳しい状態が続いていました。呼吸が苦しく、現在の医療現場では見かけることのない“酸素テント”という透明のテントの中で高濃度の酸素を供給する状態でした。ある晩、私はその患者さんを夜勤で受け持ち、検温のため、その病室に入り彼と少し会話をしたその時、他の病室の患者さんからナースコールが鳴りました。私にも、聞こえてはいたのですが、その患者さんが心配で、すぐに対応できなかったんですね。すると、話すのも苦しいはずの彼が、「看護婦さんナースコールが鳴ってるよ・・・。誰かが、看護婦さんを呼んでるから、行ってあげなきゃ・・・。」と言ったのです。その言葉を聴いて、私は、はっと我に帰り、ナースコールの対応をしました。自分の体が苦しい状況下でも、人を思いやれるんです。子どもは正しいと思った事を貫ける強さと、人への優しさを合わせ持っている事に衝撃を受けました。それまで、子どもは弱いから大人が守り助けてあげる存在だと考えていたことが、間違いだったとわかりました。「人」を年齢や立場で判断してはいけないこと、常にどんな状況下でも対応する「人」と真摯に向き合う事の大切さを彼から学びました。
それから、私は小児看護にますますはまっていったのは言うまでもありません。その後も様々な場面で患者さん一人ひとりと向き合い、患者さんに「この看護師さんに出会えてよかった」と思ってもらえる存在でありたいと考えてずっとやってきました。

私のお気に入り

一日の始まりはランニングから。

 走ることが好きなんです。学生時代は陸上部だったんですよ。昔は短距離を走っていたんですが、中高年になってからランニングをするようになりました。毎朝20分くらい家の近所を走るんです。「今日も走れたぞ」、「今日も頑張れそうだ」って思えるんですよね。それに、走りながら景色を見ていると、梅の色が色づいていく様子を見られたり、桜が咲いたりと季節の移り変わりも感じられるんです。
いつもやることに追われているので、なかなか自分の頭の中を整理する事ができないんですが、走っている時間は前向きな気持ちで考えることができるんです。
あと好きなのは、高校野球や箱根駅伝ですね。一年間精一杯練習してきたことをその試合に賭ける姿は、まさに人間ドラマですよね。最後まで諦めない姿とか、劇的に変化する姿を見ると本当に素敵だなと思うんです。人は何かをきっかけに大きく変化することがあるんですよね。それは、野球や駅伝をやっている人だけでなく、誰でもそういう力を持っているんだと思います。新人看護師にとって当院や私たちがきっかけになって、持っている力を開花させてもらえたらと思っています。

名古屋市立大学病院ってどんな病院?

大学病院として、先進医療を提供し、且つ市民生活に寄り添える病院です。決して、患者さんにとって遠い存在であってはいけないと思っています。大学病院でありながら、親しみやすい病院、それが当院の特徴です。

 大学病院は、難易度の高い手術や先進医療を提供することが使命なので、高度先進医療を提供することは言うまでもありませんが、患者さんの意向や生活の視点を重視し、常に患者さん本位の、頼れるそして親しみやすい病院を貫いていると思います。また、職員同士のチームワークもいいですね。医師・看護師を始め薬剤師、リハビリスタッフ、管理栄養士、事務職員など多くの職種で、患者さんの入院中の方針や今後のケアについてなど病院中いたるところでカンファレンスが開かれています。今後は、地域包括ケア時代の到来で、地域の医療機関の方々と顔の見える関係作りが進むと思います。そうすることで、ますます患者さんに愛され、頼られる病院になっていけると考えています。
また、大学の中には、医学部、薬学部、看護学部といった医療系の学部との連携や、最近は芸術工学部、経済学部との連携も始まっています。平成26年8月には医療と工学が連携し新たな医療機器の開発に取り組む“医療デザインセンター”が、院内に開設されました。この分野は、日本では遅れていましたが、その先駆けとして発展していくでしょう。
看護部では、高度急性期病院としての役割を担っていくために、今以上にスペシャリストの養成に力を入れていきたいと考えています。現在は、急性期やがんの領域に多くの専門看護師(5名)や認定看護師(18名)がいますが、今後は社会の変化に応じ、老年看護や認知症といった分野にもスペシャリストを養成したいと考えています。また、ジェネラリスト、経験値の高い看護師がさまざまな現場にいることも重要だとも考えています。実際、各部署にスペシャリスト、ジェネラリストの先輩たちが、質の高い看護を実践しています。その先輩達から日常的にその実践を学ぶことができます。こういった多くが学べる環境の中で、看護師として着実に成長できる可能性が広がっている病院です。

新人看護師に期待すること

自分が持っている力を、大きく変化する社会の中で発揮してほしい。

 その方が持っている力を、これからの社会に活かして頂きたいという期待があります。私の基礎教育の時代は、医学モデルに引っ張られた○○疾患の看護であり、実践は経験から学ぶみたいな状況がありました。でも現在は違います。基礎教育で学んだことを活かし、臨床の中で確実なものにしてほしいです。体系化、研究成果から導き出された知識、技術、さらに日夜新たな研究成果もどんどん出ています。こうした発展の学問である看護の力を、実際の患者さんのケアの中で発揮してほしいです。経験不足から来る未熟な部分もあるかも知れませんが、そこは、周囲の先輩、組織がサポートしています。お互いの気づきが明日の看護に繋がると思っています。
そのためには、学生時代から多くのことを吸収してきてほしいと思っています。看護は人としての経験が必要です。看護の勉強はもちろんですが、部活、アルバイト、旅行など人との関わりのある体験をたくさんすることをお勧めします。その体験が蓄積されていくことで、さまざまな患者さんへ対応する中で活かされていくと思います。看護だけではなく様々なことに目を向け、楽しみながら経験を広げていくことが、看護を目指すあなた自身を育てる土壌になっていくと思います。ぜひ、様々な体験に果敢にチャレンジして頂きたいです。

CHUNICHI INTERVIEWいろんな質問に答えていただきました!!

大学病院ならでは!ということって何か有りますか。
教科書に載っていないような難症例や新しい治療を体験する事ができます。先生方も日夜研究されていますし、新しい薬もどんどん出てきます。それらを目の前で見たり聞いたり学んだりでき、それによって患者さんが良くなっていくのを身近に感じられます。大変なこともありますが、医療や科学の進歩に直接触れられ、それを患者さんに届ける橋渡しができます。
先生方は患者さんを治療するために研究をされており、患者さんにもきちんと治療について説明をされます。しかし、患者さんの心情的な部分は日々近くで看ている看護師の力が必要です。医師の考えも患者さんの気持ちも両方を知っている看護師にしかできないことがあり、それだけ看護師の役割は大きいと考えています。
もちろん、副作用のことや生活上の注意点など日々新しくなる治療のことをしっかりと理解していなくてはサポートしていくことはできません。そのための知識を学ぶための勉強会はたくさん開催されています。自分に何が必要なのかを考え、積極的に情報を吸収していく行動力も看護師には必要になると思います。

名古屋市立大学病院をもっと知りたい方はこちら

名古屋市立大学病院 平岡 翠さん

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