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中日ハートフルジョブ > インタビュー > 碧南市民病院 古久根 初美

インタビュー

CHUNICHI INTERVIEWインタビュー記事をお知らせいたします。

看護部長特集

碧南市民病院

看護部長 認定看護管理者
古久根 初美さん

看護師として大切にしていること

患者さん・ご家族の気持ちに寄り添うこと。

 私の看護の原点は、患者さんやご家族の気持ちに寄り添うということです。
まだがんの告知があまりされていなかった頃、ある肝臓がんの患者さんに医師から告知が行われました。その告知は私たち看護師に事前に聞かされておらず、フォロー体制もできていない状況だったんです。患者さんとご家族の落胆を目の当たりにして、どう支えていけばいいのか困惑しました。
 しかし、目の前にいる患者さんとご家族を孤独にしてはいけないとの一心で幾度となく話し合いを重ねました。そして、治療の中にできるだけご希望を取り入れられるよう医師と調整を行い、ご家族が少しでも一緒に過ごせる時間を作るなど、私たちにできる限りの支援を行いました。そして、患者さんが亡くなられた後、ご自宅を訪問し思い出を語り共有する時間も作りました。今で言う「グリーフケア」の実践だったと感じます。
 まだチーム医療という言葉も聞き慣れない頃でしたが、自発的にチームで緩和医療を実践し、患者さんとご家族に寄り添った私たちの看護は間違っていなかったと思っています。

私のお気に入り

バレーボールでアタックを打てば気分もすっきり。

 一番の気分転換は、週3回のバレーボールです。中学・高校とバレーボール部でしたがその後はやめていて、35歳くらいからバレーボールに復帰したんです。今は学区にあるバレーチームと、大会を目指す選抜チームに入っています。年に何度か試合があるので、試合を含めると週5日バレーボールに明け暮れる事もあります。仕事で嫌なことや疲れることがあっても、アタックをバシッと打てばスッキリします。
 仕事が終わってから行くので、時には15分程しか参加できないということもありますが、少しでも顔を出して継続することが大事だと思うんです。
バレーボールで汗を流した後は、坪庭を眺めながらお風呂にゆっくりと浸かります。そしてマッサージチェアでくつろぐのが至福のひとときなんです。

碧南市民病院ってどんな病院?

フラットな組織作りを目指すアットホームな病院。

 「温かな心のこもった医療」を理念として地域の2次救急を担っている病院です。320床で、大病院にはないアットホームな雰囲気があります。また、役職呼称を無くしてフラットな組織作りを目指しています。
 看護部ではママになっても働ける職場となるよう院内保育所の夜間・休日保育や育児短時間勤務などの制度を積極的に取り入れています。既婚率は約60%です。結婚・出産後もがんばっている先輩を身近で見られるので、若い看護師にとってもよい目標になると思います。
 新人教育ではローテート研修を採用しており、各部署を経験して技術の習得をしながら雰囲気や自分に合うかを見極めた後、面接で配属部署を決定します。また、その期間中は週1回みんなで集まる「ほっとタイム」を設けて、研修の学びや不安を共有しています。
 そして、それぞれのキャリアプランに沿ってキャリアを築いていけるよう、認定看護師の育成や当院独自の院内認定看護師制度なども行っています。

新人看護師に期待すること

立ち止まって考えられる看護師に。

 入職すると学生の頃とは全く違ってきます。覚えなければいけないこと、やらなければいけないことが多く、日々業務をこなすことだけで精一杯になってしまいがちです。そのためか、言われたことをただやるだけになってしまっている方を見かけます。しかし、これでは事故を起こすことにつながりかねません。「なぜこれをやるのか」「これでいいのだろうか」と、少し立ち止まってリスクや根拠を考えられる看護師になってほしいと思います。
  た、一気に駆け上がるという気持ちではなく、一つひとつ確実に経験や技術を積み重ねて確実に力を付けていくようにして下さい。その積み重ねの一つひとつが看護師としての自信になっていきます。
 そして、仲間を大切にして支え合い、悩んだときやつまずいたとき孤立しないようにしてほしいと思っています。
 最後に、なぜ看護師を目指したのかという初心を忘れず、笑顔の素敵な思いやりのあふれた看護師を目指してがんばって下さい。

CHUNICHI INTERVIEWいろんな質問に答えていただきました!!

実習で患者さんとうまくコミュニケーションがとれないのですが、こんな私でも看護師になれますか?
大丈夫です。
最初から患者さんとうまくコミュニケーションが取れる方は少ないと思います。私自身、患者さんのところに行くと「何か話さなければ」と焦り、沈黙が恐かったのを覚えています。無理に話そうとしないで、趣味のことなどまずは患者さんの身近な話から入ってみるといいと思います。そして、患者さんの話をたくさん聞いて共感すること。聞いてくれるんだという誠実な一生懸命さを患者さんも分かって下さると思います。
コミュニケーションというと何か話さなければという気持ちになるかもしれませんが、非言語的コミュニケーションもあります。話をせず側に寄り添うことも大切な看護です。
もしも不安ならば、ひとりで悩まずに先生や友人、先輩に聞いてみて下さい。みんな同じ道をたどっているはずです。そして良いところを少しずつ真似て自分のものにしていけばいいと思います。
なぜ看護師になりたいと考えたのかを思い出して下さい。「人の役にたちたい」や「人が好き」という思いがあれば大丈夫です。

碧南市民病院をもっと知りたい方はこちら

碧南市民病院 古久根 初美さん

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