会社のバックアップの元、店の特徴を自分たちで創出

Ｑ１　お店で力を入れている取り組みは？

現在勤務している店舗で力を入れているのは、患者様へのセルフメディケーションの啓発活動です。昨年から2、3年目の薬剤師が中心となって健康をテーマにしたリーフレットを定期的に作成しています。疾患に関する解説に加え、予防法や簡単にできるストレッチなどを紹介しているのですが、手に取っていただく患者様が増えていることに手ごたえを感じています。店舗の責任者として、健康に対して関心を持っていただくきっかけを今後も提案していきたいと考えています。また以前勤務していた店舗では、地域の方の骨密度を測定する機会を実務実習に来た薬学部の大学生と一緒に開催したこともありました。いずれも会社のバックアップ体制があってこそで、やりたいことが実現できるのが当社の特徴の一つだと思います。

Ｑ２　薬剤師として心掛けていること、店長として実践していることは？

新薬が発売されたり、2年に1度は診療報酬の改定があったりなど、薬剤師はその都度新しい知識を身に付けていく必要があるので、普段から向上心を忘れないようにしています。具体的には定期的に店内での勉強会を開催し、一緒に働く仲間と共に学ぶ機会を設けています。「次は○○について知りたい」といった要望が出るなど、意欲的な後輩も多いので期待に応えていきたいですね。 

Ｑ３　リラックスできるのはどんなとき？

バイオリンを弾いているときです。子どものころはピアノを習っていましたが、新しい楽器にもチャレンジしてみたいと思い、3年前から始めました。現在は教室で学びつつ、年に１回発表会にも出ています。去年は同僚3人でアンサンブルを披露しました。他にはランニング。毎日何kmと走り込むほどではありませんが、会社のランニングサークルに入っていて、年に１～２回仲間とリレーマラソンに出ることを楽しみにしながら走っています。

＊＊＊メッセージ＊＊＊

 薬剤師として幅広く活躍できる職場

一口に薬局といっても、いろいろなタイプの薬局があります。総合病院前では扱う薬の種類も多く、患者様の症状も様々です。一方個人クリニック前では、その診療科目の薬に深く関わることになります。私はどちらも経験しましたが、薬剤師としてのやりがいはそれぞれにあり、どちらも魅力的に感じました。当社には総合病院前をはじめ、個人クリニック前や医療モール内の調剤薬局、さらには調剤室を併設したドラッグストア（ドラッグスギヤマ）があります。薬局薬剤師として活躍できるフィールドが幅広く用意されているので、自分が目指したい薬剤師像がきっと見つかるはずです。