法人の特長
〇若手、ベテラン、職種を問わず連携はバッチリ![](https://heartfuljob.chunichi.co.jp/wp/wp-content/uploads/2018/05/018e8f046583512264952578515290e9-480x360.jpg)
特別養護老人ホームを母体に、居宅介護支援事業所やデイサービスセンター、グループホーム、有料老人ホームなど、多岐に渡る施設を運営し、ご本人・ご家族のニーズに合わせたサービスを提供しています。特養について言えば、ベテランの職員を多く配置することで、重度の方にも対応が可能です。
スタッフの連携もしっかり取れていて、各施設内での情報共有は万全。看護師さんや栄養士さんも、利用者さんの食器の片付けを手伝ったときや、介助まではいかなくとも散歩に連れて行ってくれたときに気付いたことがあれば、介護職員に速やかに教えてくれるなど距離が近く、知っておくべき利用者さんの情報に誤差がないのも強みと言って良いでしょう。また、地域の方たちとも関わりが持てるように、季節ごとのイベントの開催には積極的です。また高坂苑には喫茶店があり、利用者さんは普段から気軽に地域の方との交流を図ることができます。
利用者さんに快適に過ごしてもらうための雰囲気づくりにおいても余念はなく、若手、ベテランを問わず活躍しています。その和気あいあいとした空気は利用者さんにも伝わっているようで、施設内は和やかムード満点です。
介護職として大切にしていること
○認知症の方には、とにかく自分を覚えてもらう
利用者さんに安心感を与えられるスタッフであることです。認知症の方のお世話をする私の職場なら、利用者さんに「知っている人がいる」と思ってもらうことでしょう
か。認知症の方はご自身の知らないところで過ごしていて、毎日不安の中で生活されているかもしれないので、利用者さんの「知った顔」になるには、やはりスタッフの顔と名前を認識してもらうことです。私自身、普段から自分でもしつこいかなと思うくらい、利用者さんたちに「私誰だっけ?」と毎日何度も話しかけています。常日頃から介助の仕方を模索するのが好きなので、声を掛けるタイミングや言い方もいろいろ。利用者さんが安心した表情を見せてくれたときは、心の中で「やった!」と叫びながら、達成感を感じ
ています。
サブリーダーとしては、スタッフと仕事の話だけではなく何でもない話もできる間柄でいたいです。心掛けているのは、こちらから話をすること。そうすることで相手も心を開いてくれるのではないか、相談事があったときにも気軽に話してもらえるかなと思っているのです。
キャリアアップや研修制度について
○評価は細かなところまで。研修はスタッフも企画![](https://heartfuljob.chunichi.co.jp/wp/wp-content/uploads/2018/05/96068cb09e6ad1f2cd9ba83ca2df6bab-480x360.jpg)
数年前からキャリアパス制度を取り入れています。人事考課をして、例えば、良い評価を何年間に何回取ったら役職を、となっています。技術的な部分だけでなく、利用者のフォローが上手だとか、雰囲気づくりに長けているとか、総合的な評価なので、全スタッフ平等にキャリアアップのチャンスがあります。
研修は月に1回必ずあり、外部から講師を招いて行なわれることも多いです。内容は技術面以外にも、弁護士さんから介護制度の話を聞いたり、カウンセラーの方にメンタルヘルスについて教えていただいたりなどさまざま。どれも知識として役立つものばかりで、私の場合はメンタルヘルスの話を聞いてからは、一層スタッフのことを気にかけるようになりました。
また、スタッフによる研修もあります。食事や排泄などの委員会があるのですが、例えば排泄委員が「おむつの付け方の研修をしましょう」と、自分たちで企画。知識としてすでに持っていること、現場では伝えるタイミン
グがなかったことについて、あらためて気が付いたり、話すことができる場になっています。
介護職として働く方に求めること
〇人の気持ちに寄り添い、その場を楽しんで
「漠然と介護の仕事って大変そう」という印象を持っている方も多いと思いますが、人の気持ちに寄り添える人であってほしいです。その人がどういう人なのか、想像力を働かせることが重要になります。欲を言えば、貪欲になれること。貪欲になれるということは、真剣に人と向き合うことにつながると思います。
また、その場の雰囲気が楽しめると、なお良いですね。私がいるフロアでは、介護の仕事には欠かせないレクリエーションがいきなり始まります。スタッフが空いた時間を見つけると、「カラオケをしよう!」「ボール遊びをしよう!」といった具合に突然声を掛けてスタート。それを見た他のスタッフが「何をしているの?」と利用者さんを連れて集まってくる様子が、頻繁に見られます。なかなか決まった時間にはできないということもありますが、このとき加わるスタッフたちは皆、その場の雰囲気を楽しもうとしているのですよね。